プレアルファ版の短い映像により、世界中の『バトルフィールド』ファンはついにEAの次回作開発中の姿を初めて垣間見ることができた。現在コミュニティでは『Battlefield 6』と呼ばれるこの野心的なプロジェクトは、複数のトップスタジオの才能を結集し、シリーズの大きな転換点となる可能性を秘めている。公開された映像から、次回作の秘密を分析してみよう。
Battlefield 6 初公開
プレアルファ段階ながら、『Battlefield 6』は早くもSNSで話題を呼んでいる。『Battlefield 2042』の不振を受けて、映像が示すグラフィックは高い期待を抱かせる。完全な初公開映像はこちら:
新作バトルフィールドの舞台は?

(画像出典: ea.com)
プレアルファ映像から中東が舞台であることが判明。特徴的な植生、建築様式、アラビア語の看板などで確認できる。この地域設定は『Battlefield 3』や『Battlefield 4』で描かれたシリーズの伝統を継承している。
新作バトルフィールドの敵勢力は?

(画像出典: ea.com)
敵勢力の詳細は不明だが、映像では同盟軍と同等の装備を有する正規軍が描かれている。限られた音声情報では特定が困難だが、米国製武器・車両や会話からプレイヤー陣営の国籍が確認できる。
新作に破壊システムはあるか?

(画像出典: ea.com)
プレアルファ版では大規模な環境破壊メカニズムが確認できる。RPGの直撃で建物のファサードが劇的に崩れ落ちるシーンなど、完全な建物崩壊も示唆されており、ファン待望の物理演算が回帰する可能性がある。
カスタマイズやクラスシステムは?

(画像出典: ea.com)
映像ではカスタマイズの可能性が示唆されている。半覆面型ヘッドギアを装着した兵士が確認でき、コスメティックオプションまたはクラス区別の存在が考えられる。ただし現在確認できる装備はアサルトライフルとRPGに限られている。
Battlefield Labsとは?

(画像出典: ea.com)
Battlefield Labsは革新的なコミュニティ主導型開発プラットフォームで、プレイヤーが直接ゲーム開発に影響を与えることができる。この協働テスト環境により、開発チームは改良すべき要素と廃止すべき要素を判断する。
プロモーション資料では、予備的なゲームプレイ映像とともに、このコミュニティ連携イニシアチブの詳細な説明が公開されている。
Battlefield Labsに関する基本情報
開発チームはBattlefield Labsテストにおいて重要な段階に入る。初期アルファ段階では、武器・装備・車両のバランス調整前に、「Capture」と「Breakout」モードを用いて戦闘感覚と環境破壊メカニズムを重点評価する。
各テストセッションでは、戦闘バランス、レベルデザイン、総合的なゲーム体験など特定要素に焦点を当てる。全参加者には情報漏洩を禁じる厳格な守秘義務契約が課される。

(画像出典: ea.com)
テストは招待制で、最初に北米・欧州地域を優先し、順次全世界に拡大する。プログラムは少数の選ばれたプレイヤーグループから始まり、段階的に参加者数を増やす予定だ。
プレイセッションは事前通知のもと定期的に実施される。フィードバックは非公開Discordで行われ、PC・PlayStation 5・Xbox Series X|Sのクロスプラットフォームテストを予定している。正式リリース日未定の現状、公式サイトを通じてテスト参加希望の登録が可能だ。